フェスタ期間以外の360日も人形劇でわくわくできるように、飯田市では年間を通じて様々な取り組みが行われています。
飯田市で取り組まれている人形劇関連事業
NPO法人いいだ人形劇センターの事業
365日人形劇が息づくまちをめざして、2013年に設立されたNPO法人いいだ人形劇センターでは、海外の人形劇を紹介する「せかいの劇場」、毎月1回開催される地元劇団による「人形劇定期公演」、人形劇を創って上演したい人を支援する「人形劇講座(初級・中級)」、いいだ人形劇センターがプロデュースする市民参加の本格的人形劇作品の制作など、2013年以前にはなかった専門的で継続的な取組みが行われています。
学校等で行われる人形劇活動への支援
飯田市ではほとんどの小中学校で総合学習やクラブ活動、部活動などに人形劇活動がとり入れられています。しかし、多くの先生は人形劇に取り組むのが初めて。そこで、学校で行われる人形劇活動へ指導者を派遣したり、先生を対象とした研修会を実施して、学校の人形劇活動がより有意義なものになるよう支援しています。
人形劇巡回公演
幼いころから質の高い人形劇に親しんでもらう機会を提供することで、子どもたちの情操を豊かにするとともに人形劇のまちに愛着を感じてもらうため、市内の小学校・保育園・認定こども園での人形劇団巡回公演を実施しています。小規模の保育園や学校に通う子どもたちも共通の負担で人形劇に触れることができます。
伝統人形芝居振興事業
伊那谷には今田人形(飯田市)、黒田人形(飯田市)、古田人形(蓑輪町)、早稲田人形(阿南町)が保存伝承されています。伊那谷四座と呼ばれるこれらの人形座は、伊那人形芝居保存協議会を組織し、四座が共同で義太夫、三味線、人形遣いの研修などを開催し、保存伝承に取り組んでいます。